ヒジャーブ(ヴェール)

ヒジャーブ(ヴェール):

アッラーは男性ではなく、女性だけにヒジャーブを義務づけられました。それはアッラーが女性に、美の様相と誘惑の要素を設えられたからです。そしてそれは、男性が女性に対する試練となる以上に、男性への試練となるのです。アッラーは数多くの英知ゆえに、ヒジャーブを定められました。その一部は、以下の通りです:

女性が、人生と社会における学問的・実務的分野で、自分の尊厳と貞淑さを保持しつつ、自分の義務を最善の形で遂行できるようにするため。

  • 女性が、人生と社会における学問的・実務的分野で、自分の尊厳と貞淑さを保持しつつ、自分の義務を最善の形で遂行できるようにするため。
  • 一面では社会の清浄さを保ち、別の面では女性の尊厳を守るため、誘惑や刺激の機会を減らすため。
  • 女性を眺める男性を、貞節さと自己規律へと援助するため。こうして彼らは、情欲を誘う集団・遊びと享楽の道具などとしてではなく、彼女たちが自分たちと同様に文化的・学問的要素を享受する人間として、彼女たちと接するようになるのです。

ヒジャーブする範囲:

 アッラーは、女性が他人である男性の前で、顔と両手を除く全身を覆うように命じられました。アッラーは仰せられました。『また彼女たちは、露わになっている部分を除き、自分たちの飾りを見せてはならない。』(クルアーン24:31)この「露わになっている部分」とは、顔と両手(掌)のことです。ただし、顔と両手を見せることが試練となってしまうような場合、それらを覆うことが義務となります。

正しく覆うヒジャーブの決まり:

女性は、以下の条件を満たすことを条件に、好きな形と色のヒジャーブを着用することが許されています:

  1. ヒジャーブが、覆うことが義務づけられている部分を隠していること。
  2. 身体の各部が明白になるようなタイトなものではなく、ゆったりとした大きなものであること
  3. その下から身体の各部が透けて見えるような、薄い生地ではないこと。