子供の宗教(イスラム教)

 全人は、自然な天性とイスラームのもとに創造されました。他の宗教は後天的なもので、両親の教育と養育によるものです。アッラーの使徒rは、こう仰りました。「生まれ来る者で、自然な天性のもとに生まれない者はない。そしてその両親が、彼をユダヤ教徒にしたり、キリスト教徒にしたり、ゾロアスター教徒にしたりするのである。」(アル=ブハーリー1292、ムスリム2658)

 しかし非ムスリムの子供が死んだら、私たちはこの世において、彼らを非ムスリムと位置づけて扱います。アッラーUは秘密や、隠された物事をご存知であり、誰のことも不正には扱われません。アッラーは審判の日に彼らをお試しになり、それでかれに従った者は天国に入り、逆らった者は地獄に入ることになります。

 非ムスリムの子供について尋ねられた時、アッラーの使徒rは、こう仰りました。「アッラーが彼らを創造されたのだから、彼らが行ったであろうことについては、かれが最もよくご存知なのである。」(アル=ブハーリー1317)

それではこの世において、いつ非ムスリムの子供をイスラームとして位置づけるのか?

子供がムスリムとして認められるには、いくつかの異なる状況があります。以下は、その一部です:

  1. 両親、あるいは片親が改宗した場合。この時、子供はイスラームに改宗したと見なされます。
  2. 両親は改宗していなくても、物心がついた未成年の子供が改宗した場合。ある時、預言者rに仕えていたユダヤ教徒の少年が病気になり、彼rは少年を見舞いました。そして彼の頭の横に座ると、こう仰りました。「イスラームを受け入れよ。」少年がそこにいた父親の方を見ると、父親は彼にこう言いました。「アブー・アル=カースィム(預言者)rに従うがよい。」それで少年は改宗し、預言者rは外に出てこう仰りました。「彼を地獄の炎から救われたアッラーに、全ての賞賛はあり。」(アル=ブハーリー1290)
  • 子供の両親、あるいは片親は改宗しましたか?
    • はい => 子供もまたムスリムと見なされ、ムスリムという位置づけで扱われます。
    • いいえ => いいえ:家族とは関係なく、自分で改宗しましたか?
      • はい => 自分の言うことが分かる位の物心がついているなら、この世においては、ムスリムという位置づけで扱われる、というのが有力な見解です。
      • いいえ => 非ムスリムの子供で死んだ者は、この世において非ムスリムという位置づけで扱われます。そしてアッラーUは秘密や、隠された物事をご存知であり、誰のことも不正には扱われません。アッラーは審判の日に彼らをお試しになり、それでかれに従った者は天国に入り、逆らった者は地獄に入ることになります。