男女間の衝突の場はない

 イスラームの教えにおける男女の関係は、相互扶助的な関係です。2人はムスリム社会の建設において、お互いに足りない部分を補い合うのです。

男女間の衝突の場はない:

男女の衝突という考えは、ある種の無知な社会においては女性に対する男性の支配、あるいはアッラーの教えから遠い別の社会では、女性の反乱と、彼女たちがそのために創られた特質と天性からの逸脱、という形で終焉を見ました。

そしてそのようなことは、英知あふれるアッラーの教えから遠ざかっていなければ、起こらなかったことなのです。アッラーは仰せられました。『また、アッラーがそれでもってあなた方のある者を別の者よりご贔屓になったものを、所望するのではない。男には自分たちが稼いだものからの取り分があり、女にも自分たちが稼いだものからの取り分があるのだ。そしてアッラーに、かれのご恩寵を求めよ。』(クルアーン4:32)つまり男女にはそれぞれの長所と、仕事と、天賦の資質があるのであり、各々がアッラーの恩寵とご満足を求めて努力するのです。イスラームの教えは男性のため、あるいは女性のために登場したのでもありません。しかし人間のため、ムスリム社会のために登場したのです。

イスラームの手法において、男女間の争いと衝突の場はありません。この世の表面的な物事における競争の意味などはなく、反女性キャンペーンや反男性キャンペーン、異性への勝利、批判、欠点の追及を試みることなどに、旨味はないのです。

そのようなことは全て、一面においては無駄なことであり、別の面においてはイスラームと、男女の役割の真実に対する誤解なのです。そして男女のいずれも、アッラーの恩寵を乞わなければなりません。