考慮すべきはイスラームの真の姿であり、ムスリムの現状ではない

考慮すべきはイスラームの真の姿であり、ムスリムの現状ではない

例えば、あなたが、健康に有害な習慣を実践する医者や、悪い品性で振るまう教師を目にしたとしましょう。あなたは、自分自身の知識・情報・地位に反する彼らの実践に驚き、それを否定するでしょう。しかしその一方、人類にとっての医学の重要性や、社会・文明における教育の地位に対するあなたの意見まで変わることは、ないはずです。

そしてあなたは、その医者、あるいは教師が、彼らの属する専門と職業における、不名誉な一例に過ぎない、と考えるはずです。

同様に、ある種のムスリムが悪い行いをしているのを目にしたとしても、それが清らかなるイスラームの真実性を表現しているわけではありません。むしろそれは人間の弱さや、イスラームとは何の関係もない悪い文化・習慣の表れなのです。それはちょうど、例の医者や教師の習慣・品性が、医学や教育のせいではないことと同様です。