ジンとは誰ですか。アッラーはジンをどのように創られたのですか。


アッラーに讃えあれ。

ジンもアッラーの創造物である。かれはアーダムを創る以前に、ジンを炎から創った。アッラーは仰せられた(意味の解釈)。

「本当にわれは人類を、泥で形作って陶土から創った。

またわれは先に燃え盛る炎からジンを創った。」

[アル・ヒジュル章 15:26-27]

アーダムに子孫があるように、イブリースも子孫を持つ。アッラーは仰せられた(意味の解釈)。

「それなのにあなたがたはわれを差し置いて、かれ(イブリース)とかれの子孫を保護者、援助者とするのか。かれらはあなたがたにとって敵ではないか。ザーリムーン(多神教徒、不義の徒など)は何と忌まわしい交換をするものなのか。」

[洞窟章 18:50]

アッラーはかれを崇めさせるために、ジンと人間を創った。かれに従うものは凡て天国に入り、かれに背く者は地獄に行く。

「われ(アッラー)がジンと人間を創ったのはわれだけに仕えさせるためである。

われは彼らからどんな糧(彼らまたはわれの創造物の糧)も求めず、またわれが彼らに扶養すること(彼らまたはわれの創造物の扶養)を頼むこともない。

本当に、アッラーこそは、糧を授けられる御方、堅固なる偉力の主であられる。」

[撒き散らすもの章 51:56-58 – 意味の解釈]

ジンは凡て、人間と同じように責任がある。彼らの中にも信者とカーフィルがいる。アッラーに従う者とアッラーに背く者がいる。アッラーは私たちに彼らの言葉を伝えられた。

「わたしたちの中には、正しい者もいるが、そうでない者もいて、様々な道(宗派)に従っている。」

[アル・ジン 章72:11 – 意味の解釈]

ジンも人間と同じように、来世で報われるか、または罰せられる。アッラーは彼らの言葉を伝えられた。

「わたしたちの中には、ムスリム(クルアーンを聞いた後、アッラーに帰依した者)がいるが、またアル・カーシトーン(正道から逸れる不信心者)がいる。イスラームに帰依した者(アッラーに服従してムスリムになったもの)は正しい道を求めてきた。

カーシトーン(正道から逸れた不信心者)は火獄の薪となろう。」

[アル・ジン章 72:14-15 –意味の解釈]

ジンと人間は、復活の日に釈明のために全宇宙の主の御前に、連れて来られる。誰も延期することも逃れることもできない。

「ジンと人間の衆よ、もしあなたがたが天地の領域から遠く越えられるなら、越えてみなさい。(アッラーからの)権限がなければ、決して越えることはできない。」

[慈悲あまねく御方章 55:33 –意味の解釈]

ジンや人間が最後の審判を逃れようとしても、それは誰にも不可能である。アッラーは仰せられた(意味の解釈)。

「あなたがた両者に対して、燃え盛る炎と(溶けた)真鍮が浴びせられよう。あなたがたは防ぎようがないのであろう。

[慈悲あまねく御方章 55:35]

使徒(かれに平安とアッラーのご加護を)がメッカにいたとき、ジンの仲間がやってきて、クルアーンを聴くと、それに感動した。

「われが、クルアーンを清聴したというジンの仲間(3‾10人)をあなた(ムハンマド)に差し向けた時のことを思い出しなさい。彼らがその場に臨むと「謹んで聴きなさい。」と言った。やがてそれが終わると、警告者として、その民の元に帰っていった。」

[砂丘章 46:29 – 意味の解釈]

ジンの中には、クルアーンを聞いた後、それを信じる者がいた。アッラーは仰せられた(意味の解釈)。

(ムハンマドよ)言ってやるがよい。「ジンの仲間(3‾10人)が(クルアーンを)聴いたと私に啓示された。かれらは『本当に素晴らしい(クルアーンの)朗誦を聴いた』と言った。

正しい道への導きである。だからわたしたちは信仰し、主(アッラー)(を崇めるの)に何ものをも配さない。』」

[アル・ジン章 72:1-2]

アーダムとイブリースはいずれも罪を犯した。しかしアーダムは後悔し、懺悔したので、アッラーはかれの悔悟を許された。

「その後、アーダムは、主から御言葉を授かり、主はその悔悟を受け入れ、許された。本当にかれは、寛大に(悔悟を受け入れ)許される慈悲深い御方であられる。」

[雌牛章 2:37 – 意味の解釈]

しかしイブリースは拒否し、傲慢であったため、不信心者となった。

「またわれが天使達に、『あなたがた、アーダムに跪拝しなさい。』と言ったときを思い出せ。その時、皆跪拝したが、イブリース(悪魔)だけは承知せず、これを拒否したので、高慢な不信の徒(アッラーに背く者)となった。」

[雌牛章 2:34 – 意味の解釈]

ジンと人間の間で、自尊心と傲慢ゆえにアッラーに背く者は、シャイターンに従い、悔悟しないならば、火獄の前に彼と一緒に集められる。アッラーはイブリースに仰せられた。

「(アッラーは)仰せられた。『それは真実である。われからも真実を言う。

われは、あなた(イブリース:悪魔)とあなたに従う凡ての者(人間)で、地獄を満たすであろう。』」

[サード章 38:84-85 – 意味の解釈]

ジンと人間の中で、最も慈悲深い御方(アッラー)に従う者たちは、正義と敬神で協力し合い、ジンと人間の中でシャイターンの友人は罪と逸脱で協力し合う。アッラーは仰せられた(意味の解釈)。

「こうしてわれは、どの預言者にも人間とジンの敵、シャイターン(悪魔)を作った。他を感激させ、はなやかな言葉で、唆(そそのか)し騙している。主の御心でないならば、かれらはそうしなかったであろう。かれらはそうしなかったであろう。だが彼らの虚偽を放って置きなさい。」

[家畜章 6:112]

ジンは天国に近い場所で、(天国の住民に)聞き耳を立てるために座っていた。しかしアッラーが使徒ムハンマド(かれに平安とアッラーのご加護を)を送った後は、彼等にはもはやそれが許されなくなった。聞き耳を立てようとするものは誰でも、燃え盛る炎で焼かれる。アッラーは我々にジンの言葉を仰せられた。

「『わたしたちは、天に触れようとしたが、これは強い護衛の燃え輝く星で一杯であることがわかった。

わたしたちは(盗み)聞くためにそこに座っていた。だが聞き耳を立てる者には、警戒して燃え輝く星が待ち構えていた。』」

[アル・ジン章 72:8-9 – 意味の解釈]

ジンは地上で我々と一緒であるが、アッラーの御慈悲によって、彼らは我々を見えるが、我々は彼らが見えない。アッラーはイブリースとその一族のことを我々に仰せられた。(意味の解釈)。

「本当に、彼とカビールフ(ジンやかれの一族の兵士達)は、あなたがたが見えないところからあなたがたを見ている。」

[高壁章 7:27]

あなたが見えない時にあなたを見ているものは、あなたの敵であり、もっとも危険である。いつも彼のことを意識し、ジンや人間の中の悪魔から身を守らなければならない。