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イーサーUについてのムスリムの信仰:
- 彼は、最も偉大かつ最も高潔な使徒であった「決意高き使徒たち」‐ムハンマド、イブラーヒーム、ヌーフ、ムーサー、イーサーのこと‐ の1人です。アッラーは仰せられました。『また、われらが預言者たちと、あなた、ヌーフ、イブラーヒーム、ムーサー、マルヤムの子イーサーから、確約を受け取った時(のことを思い出せ)。』(クルアーン33:7)
- イーサーuは、アッラーが恩寵を授けられ、イスラーイール(イスラエル)の民に遣わされ、その手によって数々の奇跡を起こさせられた、アーダムの子孫で1人の人間です。そして彼には、主としての特質や、崇拝されるに値するという特質は、全く備わっていません。アッラーはこう仰せられました。『彼は、われらが恩恵を授け、イスラーイールの民への御徴とした、1人のしもべに過ぎなかったのだ。』(クルアーン43:59) また彼uはその民に、アッラーを差しおいて、自分とその母親を2つの神とすることなどを命じたりはしませんでした。彼が彼らに言ったのは、アッラーが彼にそうご命じになったことだけです。『私の主であり、あなた方の主であるアッラーを崇拝せよ、と。』(クルアーン5:117)
- 彼はマルヤム(マリヤ)の子であり、その母親マルヤムは正しく、正直で、主に従順で崇拝に勤しむ、慎み深く貞淑な、男性を知らない女性でした。彼女はアッラーUの御力により、イーサーuを父親なしに身ごもりました。アッラーはアーダムを両親なしに創造したように、彼を永遠に残る奇跡として創造したのです。アッラーは仰せられました。『実にアッラーの御許で、イーサーはアーダムのようなものである。かれは彼(アーダム)を砂から創られ、それから「あれ」と仰せられ、そしてそれはその通りになったのだ。』(クルアーン3:59)
- 彼とムハンマドrの間に、使徒はいません。そしてイーサーは私たちの預言者rについて、吉報を伝えました。アッラーはこう仰せられています。『またマルヤムの子イーサーが、こう言った時(のことを思い出せ)。“イスラーイールの子らよ、本当に私は、私以前のトーラーを確証し、私の後に到来するアフマドという名の使徒について吉報を告げる、あなた方へのアッラーの使徒である。”それで彼が明証を携えて彼らのもとに到来すると、彼らは言った。“これは明らかな魔術である。”』(クルアーン61:6)
- 私たちは、アッラーが彼の手によって起こさせた奇跡‐ハンセン病患者や視力障害者を治療したり、死人を生き返したり、人々が家で食べ、蓄えるものについて告げることなど‐を信じます。そしてそれら全ては、アッラーのお許しによるものでした。アッラーはそれらを、イーサーの預言者性と使徒性に対する、明白な証拠とされました。
- イーサーについて、以下のことを信じるまで、誰も信仰を全うしたことにはなりません:彼がアッラーのしもべであり、使徒であるということ。ユダヤ教徒が彼を描写したような無根拠で忌まわしい性質‐アッラーご自身が、彼をそのような性質から無実であるとされました‐から、彼が無実かつ無縁なこと。また私たちは、マルヤムの子イーサーの実情を理解することにおいて迷っている、キリスト教徒の信仰とは無縁です。彼らはアッラーをよそに彼と彼の母を神とし、ある者は「彼はアッラーの御子である」と言い、また別の者は「彼は三位一体の1つである」と言います。アッラーはそのようなことから、遥かに高遠なお方です。
- 彼は殺されたのでも、磔の刑にされたのでもありません。しかしアッラーはユダヤ教徒らが彼を殺そうとした時、彼ではない者を彼に似せられたのです。そして彼らはその者を殺して磔にし、彼をイーサーだと思い込みました。アッラーは仰せられました。『そして、彼らの“本当に私たちは、アッラーの使徒、マルヤムの子マスィーフ(メシア)・イーサーを殺したのだ”という言葉ゆえに(アッラーは彼らを呪われた)。彼らは彼を殺してもいないし、磔にもしなかった。しかし、彼らは惑わされたのである。彼らにはそのことについて僅かばかりの知識もなかったが、憶測に従っていただけなのだ。そして彼らは、確信をもって彼を殺したわけではない‐そうではなく、アッラーが彼をご自身のもとに上げられたのだ。アッラーは威光高いお方、英知に溢れたお方である‐。そしていかなる啓典の民でも、彼の(本当の)死の前には、彼を必ず信じることになる。彼は審判の日、彼らに対する証人となるのである。』(クルアーン4:157‐159) こうしてアッラーはイーサーをお守りになり、天のかれの御許へと上げられました。そして彼は末世には地上に降臨し、預言者ムハンマドrの法によって統治することになります。それから地上で死に、埋葬され、他のアーダムの子孫と同様に、再びそこから出されるのです。アッラーは仰せられました。『われらはそこからあなた方を創り、そこへとあなた方を戻す。そして再び、そこからあなた方を出すのだ。』(クルアーン20:55)

