個人と社会に対するリバーの危険性:
イスラームはリバーに対し、個人と社会に対するその壊滅的響影ゆえ、厳しい態度を取っています。その影響のいくつかを、以下に挙げてみましょう:
- 富の配分における不具合と、貧富の差の拡大
リバーは財産を、社会の少数のグループのもとにだけ集中させ、その他の多くのグループからは阻んでしまいます。これは財産の配分における不具合であり、社会を、飛びぬけた富者からなる小数のグループと、懸命に働かなければならない人々・貧者・無産市民からなる残りのグループへと変えてしまいます。そしてこれが、社会において憎しみや犯罪が広がる、絶好の土壌となるのです。
- 浪費と無貯蓄の常習化
金利融資の簡易化は、多くの人々を浪費と無貯蓄とへと追いやってしまいます。なぜなら必要なもの全てを貸してくれる人がいるために、現在と未来について考えなくなり、必要でもないものに浪費するようになってしまうからです。こうして借金は重なり、生活は苦しくなり、長い人生に渡ってそれらの借金を背負っていかなければならなくなるのです。
- リバーは、富者を国に有益な投資から抑制する原因の1つです
多くの財産を有する者はリバーの体系の中で、リバーによる、自分の財産における一定の割合の収入の機会を得ます。そしてこのことが彼を、‐社会にとってそれがいかに有益であろうと‐産業・農業・商業プロジェクトなどにおける財産の投資から遠ざけてしまうのです。というのも、それはある程度のリスクを伴い、ある種の努力や仕事を必要とするからです。
- リバーは財産の祝福を帳消しにし、経済破綻を及ぼす1つの原因です
ある組織や個人の経済破綻と大破産は、非合法なリバーにおける暴走が原因であり、同時にそれはアッラーが仰せられた福祝の消失における影響の1つです。一方、施しと人に対する善行はこれと異なり、財産に祝福を与え、それを育成するのです。アッラーは仰せられました。『アッラーはリバーを帳消しになされ、施しを増加させられる。』(クルアーン2:276)
